74人が本棚に入れています
本棚に追加
/70ページ
(首藤さんから育児の悩み相談受けたり、ゆずさんからぐだぐだな恋愛話聞かされたおかげで自信がついたといったら申し訳ないけど)
すっかり落ち着きのなくなってしまった有紗に、微笑みを向けてみる。有紗は赤らんだ頬を見せまいとするように一度頭を下げて「とりあえず行ってきますね」と大浴場に逃げていった。
(まだ俺も、捨てたもんじゃないかもしれない)
ガラス窓に映る自分の顔を眺めながら、千晃は心の中でつぶやいた。
Thank you for reading, see you next story☆
最初のコメントを投稿しよう!