2115年4月18日

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それからしばらくイチと会わなかったし、見かける事も、話を聞くこともなかった。 イチから言われた通り、部屋の外に出る事は食事ぐらいで、食事の時も一人でいたし、話しかけられても挨拶程度でかわして目立たないようにしていた。 そして、サンとスカイとリーフが1日おきに夜交代で部屋に来て、今日の出来事や私の体調を聞きにきた。 その時もイチの事は聞かなかったし、サン達も私に気を使ってなのか、イチという名前さえ言葉にしなかった。 名前さえ聞かない状況が続いていたのに、頭の中はイチの事でいっぱいになっていく日をただ重ねていくだけだった。 そんな日が続いていたある日、いつもと同じように食堂で目立たないように食事をしていると、男の人が声をかけてきた。
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