未来

136/138
20人が本棚に入れています
本棚に追加
/866ページ
それから、今後どうするかを話してくれた。 イチはこの施設を破壊して、地球の地上へ出る事を目標にした。 地上にある施設を直し、地上で暮らす、昔の人間のように生活をする事を目標にした。 いずれ、第3の人類が地球で暮らすかもしれない。 その時になっても、今の人間、AIも共に暮らせる世の中がいいと思った。 このまま、閉鎖的な施設で研究を続けていくより、皆で地上で暮らすのが、自然な事だと感じた。 だから、この施設を破壊して、皆で地上に出る。 地上は、今どうなっているのかは詳しくわかっていない。 環境は戻りつつあるとは聞いているが、聞いた話でそれが真実とは断定できない。 そもそも環境破壊なんて起こっていなかったのかもしれない。 地球に住めなくなったからと言って火星に移住し、残ったAIは地球の海底コロニーで暮らして、それぞれがバラバラになっていたからうまくいかなかったんじゃないだろうか。 お互い、知ることが大切なんだと、私に出会った事で、イチは気付いたそうだ。
/866ページ

最初のコメントを投稿しよう!