カウントダウンで会いたくて
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私のもじもじが伝染したのか、おしぼりを両手でいじりながら、亀ちゃんも照れた様子で尋ねてきた。 「……うん。えっと、今日は四時で上がりだから……」 「じゃあ、あと一時間四十五分だね」 「……分だと?」 「百五分」 「じゃあ、秒だったら?」 「六千三百秒」 「さすが!」 亀ちゃんの素早い返答に、二人して、笑顔がこぼれる。 心弾むカウントダウンの始まりに、踊り出したくなる気分だった。
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