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「――な、こういうことをされるから、もうこんなことすんなよマジで」
「ど……どの口が、言うか……」
この塩は清めの効力としてはイマイチなようだが、それ以上にチクチクして非常に痛い。
でもただ痛いだけで力が弱まっているわけでもないから――
「きょ、今日はここまでにしてあげるわ…………」
這いずりながら私は玄関を目指す。
「いや、今日だけにしてくれ、マジで。邪魔でしかねぇ」
男が私の頭上から再び塩爆弾を投下してきた。
あまりにも痛かったから私は逃げるようにしてこの部屋から出て行く。
明日は絶対に復讐してやる――そう誓って！
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