見上げると、其処は青空

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好きに、自由にしてて良いんだよ そんな事言われて喜んでたの でも、気がついたら 入れられてた 其処が私の空間、まるで金魚鉢、、、 手を伸ばせば、何処にでも届きそうに見えるのに 其処はガラス張り どんなに足掻いても、その先には行けない ぐるぐる、グルグル、 毎日が同じ事の繰り返し 私の、言葉なんて何一つとして届かない もがいても、もがいても、逃げ出せない 息苦しくて、息苦しくて、空を見上げた 青い空、やっと少し呼吸が出来る そうか 上に飛び出せば、きっと其処には青空がある 自由に飛べる青い空が、、、 金魚鉢から、見上げたら空だけは見えるから 少しずつ、少しずつ ジャンプして、距離を伸ばしていけば 突破出来る もう少し、もう少しで 私は、自由になる 今日こそは、成功するの 金魚鉢の中でしか、生きられない そんな事分かってた でも、一度で良いから青い空に抱かれたかった 青い青い空に、ずっと焦がれていたから 干からびるその前に どうか届いて、青い空に青い貴方に お願い私はずっと貴方に焦がれたの 一度で良いから抱きとめて下さい
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