459人が本棚に入れています
本棚に追加
涼花は高校を卒業後、服飾デザインの専門学校でデザインの勉強をし、卒業と共にあるデザイナーの元で修業を始めた。
その後、日本を代表する有名デザイナーの岡田美玲と知り合い、美玲の会社に入ることが出来て、そこで今の自分の礎を築くことが出来たのである。
美玲の会社では、優秀な社員を所属の専属デザイナーとして扱い、専用のラインという子会社のようなグループを作っていた。
涼花は早くに、その素質を美玲に見抜かれて、若くしてラインを持たされたのである。
もちろんデザイナーを目指している、うだつの上がらない古株の先輩社員たちからは、かなり嫉まれて、妨害やパワハラを受けたけれど、一度死線を潜り抜けている涼花にとっては、そんなものは大したことではなかった。
すぐに涼花の作る服は世間に認められ、涼花は美玲から独立して、RYOKAブランドを立ち上げて今に至っている。
最初のコメントを投稿しよう!