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ポロっと、雨粒ではない水滴が美樹の頬を伝った。気付けば泣いていたのだ。 「圭くん……圭くん……」 美樹は圭の制服の裾をひっぱりながら泣いた。 「ごめんね……」 「謝るのが遅せーよ」 「私……答えられないままだったんだよね……あの時も、今みたいに守ってくれたよね……名字、変わったの?」 「親が離婚したんだ。今はおふくろと二人で住んでる」 そう……あの時。二人がまだ子供だった頃──……
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