第一章 始まりの音

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バイオリンのE線のミの音が私の1番好きな音。 私の名前は、高橋真音。ごく普通の高校生ではないけれど、ごく普通の高校生だ。そんな私は、仲のいい女友達はいないし、ましてや血の繋がった家族もいない、世間一般でいうと可哀想な子なのだ。 まぁ、そうおもわれても仕方が無いのだけど。 そんな私にも、1人だけ友達と呼べる奴がいる。
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