第一章 始まりの音

3/6
前へ
/22ページ
次へ
私の隣に座っている、高橋奏だ。奏は、私が以前住んでた家の隣に住んでいて、生まれたときからずっと一緒にいた、いわば「幼なじみ」というやつだ。かなりのルックスで、案外モテルらしい。性格はいいほうだと思うし、彼女はいないから、まだ好きな人がいないのかな?と、たまに思ったりもする。 さっき、私と奏は友達と言ったけれど、本当はちがう。 私と奏は、 友達以上の関係である。
/22ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3人が本棚に入れています
本棚に追加