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鮫島結太。高2。俺は外見からじゃ見えないが成績は優秀で学年トップ。そして生徒会長を務めている。つまり実は真面目なのだ。周りの同級生は俺に近づこうともしない。俺には友達がいない。
真面目、ヤンキー面が混じった俺は最高に近づきにくい奴なのだ。
だからいつも読書、勉強、読書、勉強という感じだ。正直、勉強と読書はあまり好きではない。俺だって友達一人二人くらいは欲しい。エリートってある意味結構つらい。何をすれば俺のイメージは変わるのか。
「鮫島くん、?だよね」
俺に話しかける奴!?おっ勇者だな。お顔を拝見っと。俺は話しかけた奴の容姿を見た。えっ、、、なんだろ言葉がでない。俺は赤面した。でも一応男だ。初めての感情に俺は混乱した。
「お、おう。そ、そっちは?」
「僕は河崎ハルタ」
か、可愛い。外見からだと気弱そうなイメージがあるが意外と強い。そういうの嫌いじゃない。
「ハルタくん?でいいかな」
「うん!宜しくね!鮫島くん!」
ハルタくんの顔がさっきより明るくなったような気がした。
「(やった!鮫島くんに近づけた、鮫島くんと話してみたかったし勇気をだしてよかった。好きな人に話しかけるってすっごい緊張するんだね)」
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