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「君によく似合ってるよ。ちゃんと履いてくれたんだね。」
アウディはニヤニヤしながら、ボクのパンツの紐にすっと触れた。
「あ、触らないで…っぬ、脱げちゃうよおっ」
ボクは下半身を引っ込ませたが、アウディに腰に手を回され、ぐっと引き寄せられた。
「そんな言い方されると、余計淫らに聞こえちゃうよ?」
耳元で息を吐きかけるようにそう言われ、耳が頭が熱くなる。
「アウディの、エッチ…!変態。」
アウディの胸元を叩きながら、ボクはアウディを睨んだ。
変態と言われ、少しアウディはショックを受けたような顔をし、ムキになっていた。
ボクを掴む手は更に力を込められ、身動きできない状態になった。
「ご主人様に対してそんな口の聞き方をしていいとでも?やっぱり、お仕置きが必要みたいだな。」
鋭い目でボクを見て、その青い瞳の奥は微かに紅く光っていた。
「だいいち、そんな反応したら誰だって誘われてるって思うだろ?俺が男だって忘れてるだろ?」
いつもと少し違う態度にどきどきしてしまう。
これが彼の本性なのだと思う。
僕も一応男なんだけどなと思いながら、アウディに少しずつネグリジェのボタンを外され、透けて見えていた肌が露わになっていった。
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