ボクとご主人様②

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くたっとなったボクの身体をアウディが優しく抱き留める。 アウディもすっきりしたような満足げな顔で、ボクを見て微笑んでいた。 「君とのセックスも久しぶりだから、ちょっと緊張しちゃった。」 (よく言うよ…さっきまでそんな素振り全然見せなかったじゃないか…。) ボクはむくれながらも、そういえばアウディとセックスをしたのは、何か月ぶりだろうと思った。 いつもアウディと一緒に居るのが当たり前で、それだけで満足していた。 だから、アウディがボクに対して積極的だったのも、溜まっていたのかもしれない。 それはボクも同じだけれども…。 アウディに優しくキスをされ、ネグリジェをするっと身体に被せられた。 ペニスがお尻から離され、名残惜しさを身体から感じた。 さっきまで、元気だったそれは目的を果たした今、だらりと情けなく下を向いてぶらさがっている。 「体を綺麗にしたら、もう寝ようか。明日も早いし…。」 何気なく言ったアウディの一言から、ボクはそういえばメイドごっこは今日から始まったんだよなと、自分の置かれた状況を思い出す。 あとしばらくこんな日が続くのかと思うと、身体を強張らせた。
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