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だんだん彼の瞳に吸い込まれて、目が離せなくなる。
まるで自分が獲物として狙われているような感じだ。
「…ん、」
ネトッとした感じでゆっくりキスをされ、口の中にアウディの舌がゆっくり侵入していく。
歯の裏を、舌をちょっとずつしゃぶられながら、ボクの唾液を吸っていく。
息が止まりそうなくらい激しいキスをして、ようやく口の中が解放された。
「…はあ、は」
呼吸を整えていると、アウディが首元を軽くキスしていく。
唾液が絡むような音をさせながら、アウディの口元はボクの鎖骨まで進んでいく。
[…あ、待ってよアウディ。こんな所で…っ」
ボクはアウディの胸元に手をやり、軽く引き離した。
「こんな事してるの、誰かに見られたら、んっ」
アウディにキスで口止めされ、目の前には覗き込むように見つめるアウディの顔がある。
「恥ずかしがり屋さんだな…。こんな森の中で誰が見るっていうんだい?」
籠るようなでもどこか強い口調でアウディはボクに囁いた。
そして、ボクの首元に噛み後を付けていく。アウディのモノだというしるしを。
ボクは身体を引き寄せられ、下腹部に熱いものがあたった。
それはアウディの下半身から感じるものだった。
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