第2章 少年のココロ
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「胸が苦しいんだよな。辛いんだよな。誰にも分かって貰えなくて、お母さんへの拠り所も無くて。」 「うるさい…うるさいよ…だまれ…だまれ…」 しかし少年の心は言葉とは反対に先程とは違って楽になってきていた。ジワジワくる、暖かさによって。 「おにーさん…一体なんなの?」 「精神心療士。君のような人達の胸の痛みを手当する者さ。」
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