繋がる

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「送り主の連絡先も何も無いしさ とりあえず消印の場所に行ってみようかと思って」 ここから車で3時間くらいの港町の消印だ。 「俺も行きます」 元はペットボトルの水を飲み そう言った。 「え? いいよ。今 お前忙しいんだろ?」 柏木組次期三代目の元は キレ者で 同じくかなり頭の良い高嶺と共に 毎日忙しそうだ。 最近のヤクザは不動産や金融が主で 元はあくどい地上げや取り立てなどせずとも 莫大な金を稼いでいるらしい。 元の親友の高嶺は 難しい大学の法学部を卒業し 事業の面でかなりの辣腕をふるっている。 「俺とドライブしたくないんですか?」 元はいつのまにか床にペタリと座る 俺に近づき 後ろから 抱きしめやわやわと耳を噛んだ。 「・・ッ・」 思わず小さく声が出る。 指先がさわさわと俺の乳首を撫でる。 「・・っ・元・・そ・れ・・やっ・・」 俺の呼吸がだんだんと早くなる。 「・・ほんとに嫌?」 元は低い声で耳元で囁く ざざっと背筋に電流が流れる。 軽く指先で乳首を捏ねまわしぎゅっと摘まれた。 「あっ・・」 俺は元の腕の中で身体を捩る。 顎を掴み引き上げ 元は俺の口を吸った。 いつも見る悪夢にうなされた日 俺と元は お互いの想いを確かめ合った。 そのまま俺をゆっくり押し倒し 「喰いますよ」と低く言った元は 俺の身体の隅々まで食べ尽くし だが準備していないからと自分を挿れる事は しなかった。 それでも元は俺の出したもので あの場所を濡らし 指を数本入れてきたけど。。 最初は怖く違和感だらけだったが だんだん気持ち良さが上回り 俺は何度も身悶えた。 敏感な場所を擦られ 身体がビクンと跳ね上がる。 初めてのくせに気持ちいい。なんかやだっと 涙目になる俺を元は正面から抱きしめ 自分のペニスと俺のペニスを合わせて シゴキ上げ 震えて喘ぐ俺の口を 塞ぎながら 「あんた最高だ」と呟いた。 身体中に痺れるような電流が走り もう我慢出来ない。 ペニスはどくどくと波打ち 二人同時に欲を吐き出した。。 それから徐々に元に開発される俺の身体は もっともっとと快楽を求め 自分で自分がなんだか怖い。 それでも色々と忙しい元と俺はなかなか 一緒に満足に時間を過ごす事も出来ず 元は未だにおあずけを喰らっている。 今日も久しぶりに泊まっていくのだが 元がマンションに着いたのは夜の11時だ。 明日もお互い忙しいし。無理だな。。。 が、元は俺よりもずっと経験豊富で どスケベだった。
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