繋がる

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口づけたまま後ろから腕を回し クニクニと乳首を捏ね回す。 「あ・・・・い・や・・」 景が思わず漏らす甘い吐息を聞き唇を離すと 元の大きな手は そこからゆっくりと 下へ移動する。首筋に口づけ 脇腹から腰骨をゆっくり撫でながら さわさわと触ると ピクンピクンと身を捩る。 本人は気づいていないが景はかなり敏感だ。 寝間着がわりのハーフパンツの中へゆっくり 手を差し入れると一瞬 景の身体が強張る。 俺は反対の手で景の顎を掴み唇を吸い しっかりと起立した景のモノを するりと撫で上げる。 「あっ・・・あ・・」 強張った身体がほどけ 甘いその声を耳元で聞くと 俺の中にじわりと 残虐的な感情が生まれる。 指先でぐりぐりと鈴口をいじり 鬼頭のみを撫で回す。 たまらないというかのように喘ぎ 景の背中が反り返る。 「げ・・・元・・俺・あし・・た早い・・から」 まだかすかに理性が残る景はそう言い それでも動く腕を掴む手は 元を止めようとはしない。 「わかってますよ。だから今日はこれだけ・・」 景の身体からは隠微な香りが立ち上り 吹き出す汗は 樹液のように甘い。 肩口をペロリと舐める。 俺は景のペニスを握り下から上へと一気に 擦り上げた。 「あぁあっ・・い・・や・・」 ポタリポタリと液が垂れる。 その液も舐め上げたい衝動に駆られる。 代わりに唇をこじ開け 口内を嬲り 唾液を飲む。 唾液さえも甘い。 景の香りと共に喉を通り 体内をざわざわと波立てる。 俺はスピードを上げて景のペニスをシゴく。 固く熱く膨張し 今にも弾けそうだ。 そのまま上下に強く擦り上げながら 景の首筋に歯を立てる。 「・あ・あっ・・元・・いく・・・」 景は身体中をビクビクっと 震わせながら 一気に果てた。
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