第二章 運転手

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バスの乗客は、一番後ろの方に年配の男性と女性が数名、ガランとしていて、運転手が、ブツブツ言っているのは聞こえていないだろう。 最初は、怖い、不気味な感じがしていたが、走るバスの中では、どうすることも出来ず、次のバス停で降りようかともフッと思いもしたが、夜遅くのバスで次のバスもあるのかどうかって感じなので、又、特に何かをされるって訳ではないので、気にしないようにして、又、窓の外に目を移した。
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