第4章 『ヤマタノオロチ』

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国王 「その為、東風帝に頼ることが出来なくなった。」 国王 「今、外国に「ヤマタノオロチ」の出現を現時点では、公表は出来ない。よって冒険者ギルド国際連盟に新たな戦力として、帝を要請する事は避けなけれはならないのだ。」 猫又 「国王陛下。「ヤマタノオロチ」の出現によってジパング王国の国力勢力が弱まり、世界のパワーバランスが乱れる。」 猫又 「ヤマタノオロチ」出現は、いずれ外国の知ることと成るが、出来るだけの外国勢力には知られず、我が国軍の手で怪獣「ヤマタノオロチ」を退治したいとの国王陛下のお考えでありますね。」 猫又 「ジパング王国の利権や領土を狙っている国は、幾らでも有りますからね。「ヤマタノオロチ」を攻撃する兵力を人道的見地から派遣してやる。」 猫又 「ヤマタノオロチ」は、ジパング王国の脅威だけでなく、国際的いや我が国の脅威だと言って、軍隊を派遣し退治しても、軍隊を居座りさせ、国力、兵力が低下したジパング王国から領土を占領するか、言葉巧みに領土、港を永久的に租借する。」
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