第4章 『ヤマタノオロチ』

7/126
前へ
/2994ページ
次へ
国王 「成程、冬猫軍曹もそう考えるのも無理はない。悪魔大地のヘルスポットから魔物達が出現するのだから、ヘルスポットを攻撃して、消滅させれば良い。大量の聖水で消滅させればどうだろうと実行したそうだ。その結果は消滅した分だけ新たにヘルスポットが発生したのだよ。」 国王 「それもまずいことに、悪魔大地の外にだよ。ランダムに発生するので、被害が大変だった。もし町や村の中にいきなりヘルスポットが発生して、魔物が出現するとどうなるかを考えて見てくれたまえ。」 国王 「そのランダムに発生したヘルスポットを損害を出しながら、消滅させるとそのヘ、スポットが、悪魔大地に戻っている。いたちごっこだよ。その為、悪魔大地のヘルスポットがら出現する魔物を退治するのみに成ってしまったのだが、ここ近年、ヘルスポットから出現が減っており、良い傾向だと思っていたのだがな。」 国王 「我がジパング王国の古文書にも、「ヤマタノオロチ」を復活する前に攻撃した場合、「ヤマタノオロチ」は分裂して復活する。必ず完全復活した時点で退治する様にとの文献が残っておって、完全復活後に攻撃する予定であったのだよ。」
/2994ページ

最初のコメントを投稿しよう!

341人が本棚に入れています
本棚に追加