第4章 『ヤマタノオロチ』

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猫又 「つまり、我々が丁度良く現れたと言う訳ですね。」 国王 「猫又少将。そう辛口に言わんでくれ。誠に申し訳ないと思うておる。」 猫又 「国王陛下。とんでもない、その逆ですよ。我がジパング王国、近衛猫又特別挺身隊がジパング王国国王陛下並びにジパング王国国民の為に戦う事が出来る晴れの大舞台です。真打ち只今見参、「ヤマタノオロチ」を必ず退治して、このジパング王国を守りきって国王陛下の期待に報いて見せます。近衛猫又特別挺身隊は、戦うぞ。」 猫又少将以下全員起立し、「おお」と答えます。 国王陛下がソファーから立ち上がり、猫又少将以下全員に握手しました。 国王陛下が姿勢を正し、猫又少将以下全員不動の姿勢を取ります。 国王 「猫又少将に命令する。猫又少将は、近衛猫又特別挺身隊を率い、「ヤマタノオロチ」を退治せよ。」 猫又 「は。猫又少将は、近衛猫又特別挺身隊を率い、「ヤマタノオロチ」を退治します。」 猫又少将以下は、国王陛下に敬礼を行います。 国王陛下は、猫又少将以下を見渡してから、猫又少将を真似て挙手の敬礼で、答礼しました。 国王 「猫又少将以下近衛猫又特別挺身隊の諸君、予はジパング王国国民を代表して礼を言う。ありがとう。感謝する。」
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