第4章 『ヤマタノオロチ』

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そして、猫又少将以下近衛猫又特別挺身隊員は、国王陛下と緊急召集された参謀本部長以下各参謀、各軍司令官以下各参謀、担当各部隊長及び各副官、冒険者ギルド代表として冒険者ギルド「銀河」ギルドマスター及び同冒険者ギルド担当者と共に王宮内国軍最高司令部に移動し、「ヤマタノオロチ」討伐作戦の説明を受け、近衛猫又特別挺身隊との共同作戦を打ち合わせたのでした。 近衛猫又特別挺身隊の担当する作戦の作戦名は「八塩折作戦」です。 この作戦名は、ハゲ猫の国、日本国の古事記、日本書記の山岐大蛇が八塩折之酒で酔っ払わして退治した神話から取ったものです。 猫又隊長は、実際に「ヤマタノオロチ」を酔っ払わしてしまう作戦のようです。 合同作戦の打ち合わせを終了し、猫又少将以下近衛猫又特別挺身隊員は、王宮付メイドにより王宮内の来賓室に案内されます。 案内途中に合う職員は、猫又少将に敬礼や礼をして挨拶して行きます。 途中に何人かの侍従武官や参謀本部付将校、近衛師団将校が猫又隊長に親しげに話しかけて来ます。 奈々猫 「猫又隊長殿は有名人だニャー。」 千猫 「猫又隊長殿は、猫又の里病院の看護婦からの人気ナンバーワンですからね。」 千猫 「猫又の里病院の看護婦や猫又の里の女性で、親衛隊が出来て、猫又の里では、女性同士でも良いから、猫又隊長殿のお嫁さんになりたいと言う女性、いや女性猫が増えています。」
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