第4章 『ヤマタノオロチ』

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奈々猫 「さあ、美味しい料理をお腹一杯食べるニャー。」 猫又 「こりゃ奈々猫。まるで猫又隊が不味い物ばっかり食べさせていると誤解されるではないか。」  室内にいた参謀本部付の女性士官達が笑いもせず此方を真剣な面持ちで見ています。 女性士官 「やはり若い人は、良いですね。軍人は、体力勝負です。私も若い時は、男性並みに食べましたよ。」 女性下士官 「腹が減っては戦が出来ぬ。と言いますからね。沢山食べて下さい。そして作戦頑張って下さい。武運長久を祈っています。必ず生きて帰って下さい。」 女性兵 「私達は、この作戦に全員志願者しましたが、女性は今回のみ戦闘に参加させないとのことでした。近衛猫又特別挺身隊の皆さんの武運長久と無事の御帰還を祈っています。」 女性士官 「このジパング王国の運命は、近衛猫又特別挺身隊の皆さんの双肩にかかっています。私達全員も今回の作戦に志願しましたが、今回の作戦のみは生きて帰れる保証はない。女性は戦闘に参加させない方針であると参加は却下されました。今回の作戦は、男性の志願者のみの作戦です。」
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