第4章 『ヤマタノオロチ』

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女性士官 「しかし、前線の戦闘任務が駄目なら後方の支援、看護衛生勤務に再度全員で再志願します。前線で戦えませんが、私達の分まで戦って下さい。そして、この鉢巻を私達と思って一緒に戦闘に連れて行って下さい。」 猫又隊長達は、女性士官達から日の丸の入った鉢巻を受け取ります。  猫又隊長は、女性士官達にボックスから取り出した書道道具を使い毛筆で日の丸の鉢巻に一筆記豪して貰います。 猫又隊長達は、受け取った日の丸の鉢巻を額に巻きます。 それを見た女性士官達は整列します。 猫又隊長達も整列します。 女性士官が部下に号令を掛けます。 女性士官 「近衛猫又特別挺身隊に敬礼。」 女性士官達が、一斉に近衛猫又特別挺身隊員に敬礼をします。 近衛猫又特別挺身隊員も全員答礼します。 女性士官 「近衛猫又特別挺身隊の作戦成功と猫又少将閣下以下全員の武運長久と無事の御生還をお祈りします。」 猫又 「貴官等の御厚意に感謝する。必ずや「ヤマタノオロチ」を退治して、ジパング王国国軍の名誉を守り、よってジパング王国国民の期待に答えることを確約する。」  女性士官達が敬礼して、近衛猫又特別挺身隊員も答礼し、お互いに握手します。
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