第4章 『ヤマタノオロチ』

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国王 「確か、近衛師団も攻撃に参加するが、後方支援も大切な軍務だ。」 玲奈 「私は、第ニ王女として、近衛猫又特別挺身隊の一員となり、「ヤマタノオロチ」を退治したいのです。」 玲奈 「国王陛下。冒険者ギルドでは、女性冒険者も何時もの様に戦闘に参加するようです。」  冒険者ギルドでは、女性でも高ランク冒険者もいる関係から、女性の前線での活動は、各自の自己責任です。 国王 「玲奈。冒険者ギルドは、女性でも高ランク冒険者のみ参加させる方針だよ。普通の女性冒険者は参加しないとのことだ。」 国王 「玲奈王女。気持ちは分かるがやはり駄目だ。」  国王陛下も玲奈王女が王族として最前線で国民の為に戦いたいとの気持ちは良く分かります。  しかし、今回、魔物集団に対する攻撃部隊に最前線での攻撃には、女性は外す様に指示したので、玲奈王女のみ参加させることは立場上難しいのです。 玲奈王女は、これではらちが明かないと思い最終手段に移ります。
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