第4章 『ヤマタノオロチ』

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国王 「猫又少将。玲奈少尉、早瀬少尉の二名の少尉が新たに転属して、戦力が増え良かったな。早瀬少尉には、侍従武官に連絡を取らせたので、直ぐ来るだろう。」 国王 「玲奈のこと宜しくお願いする。各王子とも国軍に所属して軍務に励んでいるが、国防大臣からの懇願で実戦部隊を希望していた三名の王子は、嫌がったが軍令部勤務だ。」 国王 「玲奈王女も軍令部勤務の予定だったのだが、実戦部隊に配属させろと聞かなかったのだよ。困ったものだ。」 国王 「親バカと思われるだろうが、こんな血の気が多い王女だが、宜しくお願いする。」 国王 「しかし、王族が率先して国民を守りたい。第一線の実戦部隊に希望したことに、予は嬉しかったのだよ。」 猫又 「国王陛下。玲奈王女をお預かりした以上は、必ずや「ヤマタノオロチ」を退治して、国王陛下の期待にお答えします。」 猫又隊長は、国王陛下に再度「ヤマタノオロチ」退治を心から誓うのでした。
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