第5章 『出撃 近衛猫又特別挺身隊』

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皆に注意したはずの千猫軍医の腹の虫が泣き出したので、千猫軍医の顔が真っ赤になっています。 仕方ないですよね。 猫又 「こらこら。お主ら、千猫軍医をからかうのを止めないか。千猫軍医の顔が真っ赤だぞ。ほんにしょうがない娘たちじゃのう。」 千猫 「皆さんすみません。実は私もお腹がすいていたのですよ。でも皆さんは若いお嬢さんですし、武士は食わねど高楊枝と思ったのですが、この近衛猫又挺身隊には関係ないですね。」 玲奈 「そうですよ。この近衛猫又挺身隊は、部隊というよりも家族ですからね。遠慮はいらないと思いますよ。」 早瀬 「そうですね。今までの部隊では一番いい部隊ですね。」 玲奈 「もう最高の部隊ですよ。」 猫又 「そうじゃろう、そうじゃろう。妾が隊長だからな。当然じゃ。」 千猫 「猫又隊長殿。それを自分で言わないで下さいね。皆当然のごとく猫又隊長あっての近衛猫又特別挺身隊だと思っているのですからね。」
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