第4章 『ヤマタノオロチ』

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第4章 『ヤマタノオロチ』

国王 「それは良いのう。」 国王 「猫又少将。実は、それと良くない事がこのジパング王国に起こりそうな気配じゃ。」 猫又 「国王陛下。それは何でしょうか。」 国王 「猫又少将。今朝早く内務省、陰陽寮から「ヤマタノオロチ」出現の可能性かあるとの緊急連絡があったのだよ。」 国王 「予は先迄、陰陽寮の担当者と国防大臣、国防省の参謀本部等の面々とで合同作戦会議をした。」 国王 「異例ながら、冒険者ギルド代表として冒険者ギルド「銀河」からも代表として職員を要請、オブザーバーとして参加して貰った。」 猫又 「国王陛下。もしや旧古代大和文明を滅ぼしたと言う伝説の怪獣「ヤマタノオロチ」ですか。」 国王 「猫又殿。その通りじゃよ。」 猫又 「それは、一大事です。正に国難ではないですか。」 国王 「猫又少将。更に悪いことに、冒険者ギルド国際連盟から我が国に派遣されている我が国担当の東風帝は、北海道地方の大規模な山崩れに始まる魔物集団の大発生現場に行き、我が国軍を指揮し、異常大量発生した魔物集団に対処中であったが、一段落した為か急遽、冒険者ギルド国際連盟に呼び戻しされ、我が国には帝が不在だ。」
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