第2章 『裏地球(アース)のジパング王国へ』

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第2章 『裏地球(アース)のジパング王国へ』

猫又 「それでは全員、簡易移転魔方陣に集合しろ。」 猫又隊長の号令で私達は簡易移転魔方陣に集合しました。 猫又 「これから妾が移転魔法を作動させる。」  猫又隊長の説明が終わり猫又隊長が魔法いや正確には妖力を簡易移転魔方陣に注ぐと周りの景色が歪み始め暫く経つと歪みが消えてなくなり、周りの景色が鮮明に見えて来ました。  私達の周りは、青々とした草原でした。近くに馬車道程度の舗装されていない道があります。  草原の彼方には、新緑の山々が見え、私達の遥か前方には田園の様な風景が見えます。 空は綺麗に澄み渡り、白い雲が印象的でこれ程旨い空気は吸ったことがないと思いました。 猫又 「全員異常はないか、気分の悪い者はいないようだな。」 猫又 「皆周りをよく見ろ、これが裏地球(アース)だ。」 猫又 「現在位置は、ジパング王国の武蔵野国いや武蔵野藩小手指ケ原付近の草原である。」 猫又 「今からジパング王国の江戸シティーに向け出発する。」 猫又 「一列縦隊で、前進する。」 猫又 「先頭はハゲ猫、最後尾は妾じゃ。」 猫又 「各自、無反動レーザー突撃銃を何時でも使用出来る態勢で全員出発。」
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