水色の髪の少女?
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「コスプレするなら、せめてキャラクターくらいは理解してするもんだろ? あの人、ビジュアルで選ばれただけで、本編を見たことないんじゃないかな」 ひときわ手厳しい事を夕乃が言い放つのと同時に、綾波レイのコスプレをした『彼』が、目の前を通り過ぎていった。 多恵は、大丈夫かな、と、思いながら、少女のコスプレをした『彼』と、友人でもあり、同じ天文部員でもある夕乃を交互に見た。 これが、五月の話。
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