253人が本棚に入れています
本棚に追加
/734ページ
それを帝は理解していないのか?
いや、理解していないからこそ
大栄遠征の檄を飛ばしたのだろう。
帝は、衛青や霍去病が存命であった頃とは
別人のようだ。
(どうなるのだ・・・この国は?)
嫌な胸騒ぎを感じた。
と同時に俺は、何の為に戦っているのだ?
という虚無感に襲われた。
この国を守る為に、戦っているというのに・・・・
帝がそれでは・・・
俺がどれだけ足掻こうが
民は国は救われないのではないか?
最初のコメントを投稿しよう!