251人が本棚に入れています
本棚に追加
霍景が言った、いい事とは
現状を打破出来るものではない。
そのような力、今は持ち合わせていないのだから。
「奴等も大宛に向かうなら、それを利用させてもらおう」
「どういう意味です?」
楽鵬は困惑している。
「目的地は同じだ。だったら、李公利の軍に紛れ込んでやるのさ」
「また無茶を・・・」
高刹が首を横に振った。
「無茶じゃない。それほど規律が守られていないのなら、三人程度忍び込む隙はあるはずだ」
最初のコメントを投稿しよう!