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「まぁ、確かに警備は緩いかもですけど・・・・」
楽鵬も乗り気ではないようである。
「奴等には、大量の兵糧もある。わざわざ俺達が重い荷物を持って個々で運ぶ必要もない。軍に歩調を合わせるだけでいい。なぁ、楽だろ?」
したり顔で霍景は決めた。
「確かに・・・一理はあります。しかし、どのように忍び込むおつもりです?」
霍景が人差し指を立て
邪気を含んだ笑みを見せた。
それを見ていた高刹が
項垂れる。
「聞くな。楽鵬。ロクなことではない」
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