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「そんなに死にたいなら絞めてあげてもいいけど……まぁ、言いたいことはわかるよ。同級生なのに上に立たれてるっていうのか、見下されてる感じがして嫌ってことなんかね。お前女子から見ても小さいからなあ……」
学年どころか学校生徒全員で背の順で並んでも一番前とれますからね。ちくしょう。
「でもなんだ?お姫様気分じゃないけど、誰かに守ってもらえるっていうのはそんなに嫌なもんか?私は結構そういうのあこがれるけどなあ……」
そらあんたはお姫様を奪い去る側だろうし憧れるだろうよ。
「……うん、ちゃんと謝ったならいいよ許してあげようでも命は粗末にしないほうがいいぞ悲しむ人が出来たのならな。……で、だ。よくわからないんだが、それと大外刈りを習うことに一体なんのつながりがあるっていうんだ?」
……やっぱりそれを答えなくちゃいけないんでしょうか。
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