1
2/11
読書設定
目次
前へ
/
11ページ
次へ
透き通る青を見ていると、無性にあいつに会いたくなる。深い青に閉じ込められたあいつの瞳が、不安げに揺れていて。その瞳ごと、頭ごと、体ごと、すべてを抱き寄せてしまいたいと思っていたあの頃の、狂おしいほど純粋だったあの日々が、鮮明に蘇るんだ。 空の青に、手のひらを浸す。なあ、悠斗。お前も今、こうして青のなかにいるのかな。
/
11ページ
最初のコメントを投稿しよう!
0人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
2(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!