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「フハハハハッハ!!ではその最善の手が上手くいく様、我らも修行を尽くさなければな!!」
そう言ってジュルと2人で笑い合いながら夜を過ごす・・・・・・・・・・ああ、本当に最後まで笑っていきたいな・・・・・
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あれから半月僕達は訓練を続けた・・・訓練場所は船がある洞窟の最深部だ・・・ムファさんには本当に頭が上がらない・・・船をくれただけでは無く・・・私達に寝床を確保してくれているのだから・・・
因みに訓練の相手はあの変態だ・・・・必死にやっているつもりなんだけど・・・あの変態に訓練中一回も攻撃が当たらない・・・
「フハハハハハハハ!!!どうした!!どうした!!」
「クッソーーー!!何で当たらない!!!」
一発もかすらない何ておかしく無いか?そう思って剣を振っていると・・・海賊の一人が駆け込んで来た・・・確かダランさんだっけ?
「大変だ!!街の方から煙が上がっている!!」
・・・・・えっ?
「・・・・煙以外の情報は?」
ルザーがそう聞く・・・えっ・・・何が・・・
「解らない・・・遠すぎて詳しくは・・・ただ、煙の臭いの中に死臭が混じっているように感じた・・・・下手をすると・・・バルーエは・・・・」
その後の言葉をダランさんは濁した・・・僕は・・・
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