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『やっぱり面白いや、出席番号33番本城ゆまさん!
でも言っている事、間違ってないよここがこれから優太くんの部屋。そして隣がゆまちゃんの部屋。
聞いてない?』
一人笑っている。
聞いてない?
ってわけわかなんですけど…
優太の部屋?
隣がアタシの部屋?
『だからね、その…社宅を出ていかなきゃいけないんだよね?』
そうだ、
そういえば今月いっぱいって言ってたな。
ふむふむ。
ふむ??
首を横に傾げると
『本当に聞いてないんだね…
さっきも言ったけど早い話が取り敢えず二人はここに住むことになったんだよ。』
って有り得ません。
絶対有り得ません。
だから本当に有り得ません。
『有り得ない〃〃〃〃』
もう一度大きな声を上げた。
ねぇ、何でそんな冷静でいられるの?
何で普通にお茶持ってきてるの?
ねぇねぇ、酒井潤。
『こないだコンビニで会った時に話そうとしたんだけど。でもほら急いでたし言いそびれたっていうか…』
アタシは開いた口が塞がりませんよ。
そういえばこの間お母さんが住むところは伝手があるから心配しないでって言ってたけどそれって…
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