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壁に穴が空いたあの日から
私はずっと青田くんにドキドキしてるよ
色々な意味で。
占いバカだけど
だいぶぶっとんでるけど
まだまだ知らないことだらけだけど
「私は青田くんが好きだよ!」
そう言ってマスクの上からキスをした。
「~~莉里!!不意打ち!!」
「いーんです。好きだから」
「この香水、効き目あるな……」
「いや、絶対違うからね。それ悪臭ですから」
「莉里、学校サボってどっか行かねー?」
「……まさか!学校行きますよ!」
「えーーーー!?くそっ!真面目ちゃんか!」
真面目ちゃんです。
時々理性が飛びそうになるけど、それは秘密。
「莉里、次の休みは握手会に行くぞ」
「誰のですか?アマータさん?」
「グレートティーチャー山梨だ」
お、、おぉ?
そのネーミングは大丈夫か?
「わ、わかりました。付いていきます」
「あと再来週は、カカロット吉森のトークショー行くぞ」
だから、ネーミングが!!
てか、誰?!
「い、いいですよ!どこまでも付いていきます!」
「よしきた!」
これからも振り回されながら、私は青田くんに付いていく覚悟です!!
繋いだ手は離さないよ***
「青田くん、占いと私、どっちが好きですか?」
「そんなの莉里に決まってんだろ!」
「あははは!大好きです!!」
☆ おしまい ☆
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