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よろよろと立ち上がり、公園の中に入った。
奈緒?
妻のもとに行かなければ!
泣き崩れた妻をそっと抱きしめた。
「すまん…俺が側に居ながら…」
「結羽…結羽…」
妻のか細い声が胸を刺激した。
しばらくして刑事が数人来た。
俺も妻も取り乱してしまっていて、事のいきさつを話すも上手く伝わらない。
刑事は周りに居た人たちを集め、1人1人事情を聞いた。
「営利目的か?金か?どちらにせよ、犯人から連絡が有るかもしれないので家に帰りましょう。」
そう言われ、刑事数人と家に帰った。
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