第1章

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ふと、今村の顔が浮かび刑事に話してみた。 「あの…公園で同僚に会ったんです。 この辺に住んでるのか?って聞こうとしたら、たまたまだって言ってました。 妻たちを背にして同僚と話していたら、妻の叫び声が聞こえて……」 刑事は時々、うんうん。と頷き「それで…?」と話を促した。 「なんだか笑顔が、ぎこちなくて…気になって…俺…私が妻たちを見ようと後ろを向きかけた時、声をかけられたんです。」 ここまで話して刑事は何かを考え始めた。 俺の疑問が刑事と同じ? まさか………
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