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どれだけ時間が経っただろうか…
あれだけ日が高かったのに外はオレンジ色が濃くなっていた。
「寺嶋さん。」
刑事が声をかけた。
すでに外は真っ暗になっていた。
「犯人が…今村が署に出頭しました。」
「えっ?……
結羽…結羽は?結羽は無事なんですか?」
刑事の体を強く揺さぶった。
「大丈夫ですから!
痛いですって…寺嶋さん…」
ハッとして「すいません…」と頭を下げた。
刑事はニコッと笑って「良かったですね。僕もホッとしました。」と胸を撫で下ろしていた。
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