第1章

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「結羽!」 妻の声がして振り向くと女性の刑事に支えられて寝室から出てきていた。 妻は俺に気づいて両手を広げて抱きついた。 「ヒロ!結羽が結羽が…うぅっ…」 「奈緒……」 「署の方へ行きましょう。」 刑事に促され私たちは署の方へ向かった。 車の中で妻と手を握りしめ署に着くのを待った。
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