第1章

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とある街。 春めいたある日。 寺嶋 弘人(俺)と妻、そして結羽。 「今日は会社、休みだし暖かいから散歩でも行くか?」 会社員だった俺は土日の休みは家族と過ごす事が多かった。 「たまの休みなんだから、のんびりしてれば? 私たちなら大丈夫よ。ねぇ!結羽。」 かわいい結羽の頬っぺをプニュプニュする妻。 俺もしてぇ! 反対側の頬っぺをプニュプニュした。 マシュマロ頬っぺ! 結婚して10年目に結羽を授かった。 目に入れても痛くない! とは、こういう時に言うんだな!へへっ!
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