青いオーラ

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そこに、ほんの少しだけくすんだ黄色が混じっていた。 あまりの不意打ちに吹き出す私に彼はお道化る。 「え!?そこ笑うの?結構自信あったんだけど!?」 「ううん。確かにちょっとだけグッとは来たんだけど・・・そんなことより、絵、下手だね(笑)」 「うるさいよ!ほっとけ!」 照れくさそうにする彼を横目に、私は透き通った混じりけの無い青も確かに綺麗だけど、こんな色もいいかもしれない。 そう胸中で呟くのだった・・・
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