男子たるもの巨乳であれ

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一晩で魔力がタップリ貯まった 巨乳になれるはずだったのに。」 「にいちゃん元気だして!ほら、 あさごはんはにいちゃんの好きな ピピ鳥のハムエッグにするから!」 「ありがとうハテナ!よし、今日も 学校から帰ったら新しい豊胸薬を作るぞ! 絶対に魔法使いになってやる!」 そう この世界では ラクダが背中のコブに栄養を溜める様に おっぱいに魔力を溜める事が出来る だから男も女も魔法使いのおっぱいは巨乳 貯えられる魔力が多ければ多いほど おっぱいのカップが大きければ大きいほど より強力な魔法を扱える 魔導師になるためには巨乳は必須 少年イロハは魔導師を目指しているが どういうわけかイロハの胸は 成長期を迎えても大きくならない ペタンとした薄い胸板は この世界では異端だった しかし少年は そんなことではへこたれなかった 「今はまだ魔法が出せないなら… それ以外の事でカバーすればいい!」 イロハは魔法の実技以外の科目では テストで満点を取れる秀才だった しかし実際に魔法を 出さなくてはいけない実技は… 「イロハ君、1型火炎魔法実技テスト 君だけまた0点よ。」 魔導教員の細長い指が イロハの鼻先に0と大きく書かれた プリントを突きつける 「す…すみません…」 クラスの皆がイロハを見てクスクス笑う     
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