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温めのお湯に浸かりポケーッとしてると
洗い終わったマサノリが入ってきた。
「おいで…。
どの辺が一番痛い?」
「お尻と太ももかなぁ…。
でもさ、何で寝てただけのアタシがこんなに
筋肉痛で、動いてたマサノリは平気なの?」
「じゃ、お尻からほぐすか…。
何でって、俺は元々運動してたし普段も結構
動いてる方だから平気なんじゃない?
リノは全然動かないからだろ?(笑)」
「んっ……イタタタっ…。
なーんか、バカにされてる気がする…」
「バカになんかしてないって!(笑)
リノ寝てただけって言うけどさ…。
感じてる時めっちゃ背中反らしてるぞ?
普段脚開いてあんな格好もしないだろ?
だから筋肉痛になったんじゃない?」
グリグリとお尻や太ももをお風呂の中で
マッサージされ、痛みに悶える。
なるほど…。
確かに普段しない格好を長時間したり
使わない筋肉使ったら筋肉痛にもなるか…。
それにしても、筋肉痛だとマサノリ容赦ない(笑)
他の痛い事はあれだけ心配してくれるのに…。
マッサージ痛いって!!
「毎回筋肉痛になるのかなぁ…」
「ならない方法あるぞ?」
「え?何々?教えて!!」
「頻繁にえっちするだけー(笑)」
聞いたアタシがバカでした(笑)
ま、確かにそうか…。
その筋肉を頻繁に使ってればならないもんね。
じゃ、その方法に便乗しようかな。
「ねぇ…」
「ん?」
「その方法、マサノリの協力ないと無理だよ?」
「リノ……誘ってんの?(照)」
「誘ってる……よ?」
「ホント、リノには敵わない…」
あれ?2人揃って敵わないって思ってる?(笑)
マサノリが言い出しっぺなのに
何故かアタシより照れて顔を赤くしていた。
こういうとこ、ホント可愛いんだよなぁ…。
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