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朝の出来事をマサノリに話すと 金曜日は早番だから大丈夫だよと即決。 そのままマサノリがヨッちゃんに連絡してくれて ヨッちゃんから待ち合わせの連絡がきた。 金曜日にヨッちゃんとターミナル駅で待ち合わせて カフェに寄ってから居酒屋へ行った。 案内してくれたのはお久しぶりなボディタッチ女。 普通にお客さんとして案内されて終了(笑) 定番檸檬酒とビールで乾杯していると マサノリが料理を聞きに来た。 「リノ!今日も2杯までだぞ! 終わるまで待っててな?」 「マーちゃん、俺見えてねーの?(笑)」 「おぅ!見えてる見えてる(笑) 久しぶりだな!」 「これだよ、これ…。 なーんでマーちゃんはいつまでもリノに デレデレしてんのか謎なんだよなぁ(笑)」 「そりゃ、リノだからだろ?」 「全く答えになってねーし!」 「まぁまぁ、後でゆっくり話そ! マサノリ頑張ってね!」 うっかり話し始めそうなヨッちゃんを止め 料理を頼みマサノリは仕事に戻っていった。 マサノリが終わるまでは大学や専門の話をしたり 夏休みどこ行ったか話して盛り上がった。 そうしてるうちにマサノリもバイトが終わり 着替えてビールを持って隣に座った。 「お待たせ!」 「お疲れ様!」 「じゃ、マーちゃんも乾杯!」 「サンキュ!」 「しかし、マーちゃん変わんねーよな?」 「何が?」 「リノ見るとデレデレするとこ(笑)」 「は?そんな事ねーだろ」 「来た時のあの態度でよく言うわ(笑) 俺は今日はその謎が知りたいんだよ!」 「謎も何もねーよ(笑)」 「でも、マサノリ皆に言われるのは 確かだよね(笑)」 「俺、そんなにデレデレしてるかぁ?」 「ま、デレデレは置いといて…。 何でマーちゃんはずっとリノ一筋なん?」 「理由なんかないけど? 強いて言うならば…。 嫌いになる理由がないから?」 「ちょ……アタシ居るんだけど(笑)」 「別にリノに聞かれても俺平気だぞ?」 「アタシが恥ずかしいって! それより、何でヨッちゃんが長続きしないか ヨッちゃんの話聞いた方がよくない?」 「リノにも恥ずかしいとかあるんだ(笑)」 「ヨッちゃん?(怒)」 まずはヨッちゃんの話聞かなきゃ 参考も何もないじゃん。 アタシをからかって笑った後 ヨッちゃんは話し始めた。
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