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一緒になってみた。【ヒロ】
引っ越し業者がはけてから、新しい新居に、俺とミヤの二人だけ。
「今日中には片付けたいよね」
一つ目の箱を開ける最中のミヤの背中を抱きしめた。
「ちょっとヒロ…?」
「悪い…ちょっと、こうさせて」
ミヤの胸を直に触って、安心する。
「…ん…ダメだよ、そんなとこ…触っちゃ……」
もう何回してるだろう、首筋にキス。
する度〝あぁ、これだよ。この味だよ〟って思う。もはや中毒。ミヤ中毒。
舌で舐めて確認する。
「う…ぅん…」
「あ、…もうちょっとさせて」
止まらなくなる。
「ち、ちょっと…ダメだって……」
ズボンの中を確認する。
「あっ、や…やだ…っ」
やだじゃないのを確認して、そこを、さすりながら…顔を俺に向かせ、口付ける。
「んっ、だ…ダメ…片、付け…」
そう言いながら、しっかりキスに応えるミヤ。手を外しても顔を後ろにしてくれる。
「ん…、ぅん……」
両手が、そわそわと段ボールをさすってる。
「ちょっと…動かしていい?」
さっきから、ちょっとでも何でもなくなってきているが。
「…ん」
コクンと頷くミヤが、やっぱり可愛かった。
箱に手をついて、前屈みになるミヤに被さる。
この体勢はいいな。ずっと、首筋にキスできる。
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