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そしてタケルの着ていたシャツを、その手で一気に引きちぎった。
タケルは驚きに目を見開き、瞬時に顔色を変える。
「――や、やめっ!!」
思わず高支那の手を止めようと掴んだが、高支那は不敵な笑みを浮かべながら言い放つ。
「お前は俺にこうされたいためにここへ来たんだろう?」
「ち、違っ――!!!」
高支那の言葉にタケルの顔がカッと赤くなる。
即座に吐いた否定の言葉も、高支那の前では何の意味も成さないようだった。
動揺するタケルの隙をつき、強引にその場に押し倒すと、高支那はその首筋に顔を埋め、そこに強く自分の唇を押し付けた。
「た、高支那…っ!!!」
タケルは覆いかぶさる高支那の胸を両手で押しのけようとしたが、なぜか力が入らない。
「やめろ…っ!!!」
タケルの必死な叫びも、高支那にとってはむしろ楽しみの範疇なのかもしれない。
高支那の力強さがさらに増し、手がシャツの下に着込んだTシャツの中に潜り込み、胸の突起を弄ると…
「…ん…っ!!」
タケルは微かに喘ぎ、固く目をつぶった。
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