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言葉では抗う言葉を吐くのに、なぜか高支那の手を退けることが出来ないタケル――。
そのもどかしさに自分でも腹が立つのだが、どうしても抵抗出来ない。
そのうちに高支那の手がタケルの下半身へと滑り、ズボンの中に侵入してくると、ついにその手がタケル自身へとじかに及び、ゆっくりとそれを扱き始めた。
「…んん…っ…」
タケルの口からは甘い喘ぎが漏れ、その声に触発されたかのように高支那の手の動きが早くなる。
と同時に、タケルはなぜか苦しそうに眉根を寄せた。
普通なら甘くとろけるような痺れに満たされるところだが、タケル自身の根元にはそれを許さぬように強く締め付けるコックリングが嵌められている。
それは――
タケルが、高支那のものである――証。
固く質量を増したタケル自身には、相当きついものがあった。
痛みすら感じる痺れに、空イキの恐怖が蘇る。
イキたくてもイケない苦しさは、実際経験した者にしか分からないのだろう。
タケルにはその経験があった。
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